今回は子供用スマートウォッチについてです。
以前、旅先で子供が迷子になったことをきっかけに、ウチでは子供用のGPSトラッカーとして、Bsizeの「GPSBoT」を導入しました。
▼ 携帯用GPSのBsize「GPSBoT」の記事はこちら
GPSBoTは、GPSの精度が高く、電池も1ヶ月近く長持ちするので、使い勝手が良いのですが、ここで新たな問題が発生。
それはGPSBoTがあまりにもよく電池が持つので、前回使ったかばんや上着にそのまま入れっぱなしになってしまい、今度は忘れることが増えてきました。GPSBoTの欠点は、身に着ける形として不向きなんです。これは他のGPS端末でも同じ。
忘れたタイミングで子供が行方不明になったのでは、お話になりません・・・。
- 身に着けやすいGPS端末として、スマートウォッチを導入。
- myFirstFoneを買うなら公式サイトかHISモバイルがオトク。
- 大人もつけられそうなスポーティな質感で完成度の高いスマートウォッチ
- GPSなど見守り機能を使うためには通信回線の契約が必要。
- 電池持ちは1~2日なのでスポット使用向け。GPS精度はスマホ並み?
- トラッカーのGPSBoTとスマートウォッチのmyFirstFoneを比べてみての感想。
身に着けやすいGPS端末として、スマートウォッチを導入。
そこで、身に着けられて忘れにくいGPS端末ということで、腕時計型の「myFirstFone R1(マイファーストフォンアール1)」を追加で導入することにしました。
MyFirstFoneは、シンガポール発のキッズ家電メーカー・Oaxisが手掛ける、子供向けのスマートウォッチです。
最初は、大人向けのスマートウォッチで安価かつGPS機能付きのものを探したのですが、これらのGPS機能は、あくまで装着している本人が知るためのもので、SIMカードを入れて通信しGPS追跡できるようなものはないことが判明。結果、このmyFirstFoneにたどりつきました。
myFirstFoneを買うなら公式サイトかHISモバイルがオトク。
今回、購入したのは、myFirstFone R1(マイファーストフォンR1) というタイプ。色は目立つ青と黄色のインコという色にしました。
定価は22800円と大人並みのお値段します。
購入の際は、楽天やAmazonでなく、公式サイトかHISモバイルがオススメです!
比較するとわかりますが、この商品は楽天やAmazonではほぼ定価販売です。
一方、公式サイト では、LINEでお友達登録をすると、割引クーポンが発行されて割安になることもあるので要確認。私は、キャンペーン中のクーポン割引で7000円近く安く買うことが出来ました!
その他、HISモバイル であれば、myFirstFone R1 とSIMをセット販売しており、こちらは通常で3000円程度安いのでオススメです。
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大人もつけられそうなスポーティな質感で完成度の高いスマートウォッチ
子供用ということで、安っぽいつくりを覚悟していたのですが、これが大人でも使えそうな、スポーティな質感で完成度の高いスマートウォッチでした。
防水性(IPX7)がある上、200万画素の前カメラ、MP3音楽プレーヤー、歩数計などを装備。中でも右脇にあるSOSボタンは、5秒長押しすると、周囲の音声を30秒記録し、見守るスマホへ、緊急連絡アラート、位置情報とともに送られる仕組みになっています。
付属品はこんな感じ。時計のベルトは、裏のツメを外すことで着脱が可能です。
本体をホルダーにはめて、カラビナやネックストラップで使用することができます。
充電コードは特殊な形で、100円ショップで入手は難しそうです。電池は1~2日程度と持ちが悪いので、旅行などの持ち歩き用でもう一本欲しいのですが、1400円もするのでちょっと悩みどころです。安価な代替品があるか要調査。
ベルト裏にあるツメをはずすと、ピンが抜け、時計本体だけにできます。
これを付属のホルダーに入れることで、カラビナでカバンに着けることができる他、ネックストラップで首からかけることもできます。
端末は、見守るスマートフォンに専用アプリを入れて管理します。
アプリもまた多機能で、時計とはビデオ通話と音声通話の両方ができる上、時計の電池残量の確認はもちろん、電源オフ禁止や調子が悪い時のリモートでの再起動指示、腕から外されると通知が来るようにまでなっています。
GPSなど見守り機能を使うためには通信回線の契約が必要。
これらの見守りに必要な機能を使うには、NTT系かソフトバンク系の通信回線を別途契約をし、NanoサイズのSIMカードを端末にさす必要があります。
その際、月々のコストを抑えるのにオススメなのが「格安SIM」の契約です。
迷うのが、プランを選ぶのに音声通話付きにするか、データのみにするかです。
基本、見守るスマホとは、ネット回線を使った音声やビデオ通話になるので、データのみのプランでも十分使えます。
ただ、ネット回線の音声が悪い時の非常手段として音声回線があっても損ではないので、私は結局、HISモバイルの音声通話付の「自由自在290」(100MB以下なら月290円で利用可能) を選びました。
HISモバイルのSIMは、動作確認がとれていて推奨している会社の一つ。
プランは業界最安値のラインで、100MB以内なら月290円で運用可能。超えても自動で1GBまで550円で利用できます。
音声通話プランを選んでおけば、将来子供がスマホを持つ時、時計からSIMカードを抜いてそのままスマホへ転用することもできます。
使う通信量ですが、ウチは使う週末だけ電源を入れるので、今のところ月の通信量は最安の100MBでおさまっていますが、今後、使用頻度が増えれば、100MBでは足りなくなりそうなので、格安SIMを契約の際は、1GBの通信量を見込んだプラン選びがオススメです。メーカーも1GBの通信量を推奨しています。
電池持ちは1~2日なのでスポット使用向け。GPS精度はスマホ並み?
myFirstFoneの欠点は、電池が1~2日しか持たないこと。
購入当初、いろいろイジッていたらみるみる電池の%が下がっていくので、常時使うのであれば、電池切れに気を付けた方が良さそうです。
実際、いざ出かける時に電池切れということがあったので、以来普段は電源を切っておき、外出時、子供が身に着ける時だけ入れる習慣にしました。
電源の入れ忘れも子供の方が気付くので、特に問題はないかと思います。
常時のトラッキングを止めて、必要な時に位置検索をかけるようにすれば、電池は長持ちして2日程度はいけます。
気になるGPSの精度に関しては、GPSBoTに比べると、掴める測位方法が少ないので、精度は落ちますが、普通のスマホと同等の精度はある印象です。十分使えます。
特に屋外での精度は良好で、位置情報をもとに探したら子供を発見できました。一方、屋内や地下のような電波が弱い場所では、時々位置が飛んだりするので厳しい印象です。
GPSBoTに比べて良い点は、見守るスマホから、必要に応じて随時位置情報の更新をかけられるのと、通話ができること。子供が自ら身に着けるので忘れにくいのも良いです。
トラッカーのGPSBoTとスマートウォッチのmyFirstFoneを比べてみての感想。
結局、そんな訳でGPSの二台持ちになってしまいました。
今回、GPSトラッカーのGPSBoTと、スマートウォッチのmyFirstFoneを両方もってみた感想です。
GPSBoTは、1ヶ月もの電池の持ちのよさを生かし、平日はランドセルに、週末は外出時のかばんに入れる(忘れなければ・・・)という具合に、ほったらかし管理用として運用。
myFirstFoneは、位置情報の随時更新ができる一方、電池の持ちが1~2日と短い点から、使う時のために普段はスイッチを切っておいて、週末の旅行や外出時のスポット運用がオススメ。
高精度のGPSを求めるのなら、GPSBoTのような携帯型GPSがオススメです。
屋外はもちろん、屋内や地下でも「頑張って」探すので、基本はこれでいいです。
一方、myFirstFoneは、GPSも使えますが、その精度は屋外向けと思っておいた方が良さそう。子供が自ら身に着けるので忘れにくいのと、大まかな場所の把握、通話できるのがポイント。スマホを持つまでの準備段階向けですね。
月の費用は基本それぞれ500円ずつといった感じです。ただ、myFirstFone R1 は大して使わない月は300円で済むので、合計で1000円以下で運用できます。
子供がスマホを持つまでの追跡手段として、どちらも良くできているのでオススメです!
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