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ガラス窓に貼れる日除けで効果実感!「遮熱クールアップ」のリアルレビューと注意点も。

 

いよいよ暑い夏が今年もやってきます。

今回は、我が家で昨年からおこなっている暑さ対策のひとつ、ガラス窓に取り付けている、セキスイの省エネ・遮熱ネット「遮熱クールアップ」をレビューしたいと思います。

 

 

 

暑い日差し対策に、これまでは室内の窓際にロールスクリーンをはっていた。

 

マンションに住んでいるのですが、部屋が西向きで、夏の午後は、強い日差しが差し込み、室温が上昇しがちなのが問題です。

そこで対策として、部屋の内側窓際にロールスクリーンを設置し、これを下ろして対策していました。ただ、部屋が真っ暗になるのは嫌だったので、遮光タイプでなく、白色の光を通すタイプです。

これでも一定の効果はあるのですが、そもそも、外から暑い日差しがすでに室内に入ってしまい、それを窓際でシャットアウトしているだけなので、室温上昇が避けられていません。

 

そこで、窓の外、屋外側で日差しをシャットアウトできるものはないか調べました。

ただ、私の場合、マンションに住み、ベランダは共有スペースのため、

① 屋根のようなものは設置できない。

② タープやよしずのようなものは風で飛ばされる心配がある上、不在時に管理できない。

 

いろいろ制限があるので難しいところ。

そんな中、なんとガラス窓に直接設置ができる日除けを見つけました!

それが、セキスイの省エネ・遮熱ネット「遮熱クールアップ」という商品です。

 

 

表面にナノ金属コーティング技術が施された独自のネット「遮熱クールアップ」

 

遮熱クールアップの4枚セットを購入しました。

楽天市場で購入し4枚で11980円。1枚あたり3000円程度になります。

 

セット内容は、

・100×200㎝サイズ 遮熱クールアップ ×4枚

・面ファスナー オス6枚・メス6枚 ×8セット

・紙製定規 ×2枚

あと、取扱説明書です。

 

 

1枚あたりの大きさが100×200㎝。一般的な家庭の掃き出し窓であれば、十分カバーできる大きさです。

一見、網戸のネットのような感じの素材です。

 

 

ただ、違うのが表面と裏面があり、表面に繊維にナノ金属コーティング加工、通称masaが施されています。

これを、外側に向けて、日除けするように設置します。

 

 

窓に取り付ける際は、この面ファスナーと呼ばれるマジックテープを取り付けます。

シールのついたメス部分を、ガラス窓や窓枠に設置し、上から遮熱クールアップを押し当てると、意外にもしっかりとくっつきます。

そして最後に、オス部分を張り合わせて完成です。

何よりも着脱がとても簡単で、ゆがんでいたらすぐ張り合わせられます。

 

 

紙定規は使わず、印がわりにカッターで刃をいれてからハサミで切ると良い?

 

セットで紙の定規がついていて、後ろに両面テープがついており、固定もできるのですがちょっと頼りなく、結局普通に長い物差しとカッター、ハサミで加工しました。

 

 

窓にあわせてカットする場合、丈があるので、4枚50㎝程度に折りたたんで印をつけ、カットしていくと上手く加工できるかと思います。

 

 

私は、色鉛筆でこんな感じで印をつけて、メジャーでサイズをはかり、長い板をガイドレールがわりに、カットしていきました。

 

 

カッターで刃を入れましたが、丈夫で1~2回では切れません。

そこでカッターで印がわりに刃を入れた後、ハサミを使うときれいにスムーズに切り離すことが出来ました。

また今回、印をつけやすかったので表面から加工しましたが、もしかしたらmasa加工がされていない、黒い裏面の方が切りやすいかも知れません。

 

 

設置してみると、外からは見えにくく、中から外が見える理想的な形に。

 

窓ガラスにこんな感じで設置してみました。

サイズもちょうどよく、うまく窓枠の内側、ガラス窓の部分にきれいに貼れたので、網戸の操作を含めて、窓の開閉に全く問題がありません。

 

 

窓の外側からは、明かりをつけていなければ室内の様子はこんな感じで見えません。

 

 

一方、内側からはこんな感じで、外のサンダルやベランダの手すりも良く見えます。

外の見え方としては、網戸を一枚はさんだような印象で、さほど暗くもありません。

外が全く眺められなくなるのも嫌だったので、理想的な透け具合になりました。

 

 

ちなみに余った端材は、細いFIX窓に内側から、目隠しがわりに張ってみました。

こちらの窓は夏も暑くならないのと、一年中張りっぱなしにするため、このような設置にしましたが、遮熱を求めるのであれば、このように屋内側ではなく、屋外側に張った方がいいと思います。

 

 

使用方法やガラスの適正は要確認。使い方を誤ると「熱割れ」の恐れもある?

 

遮熱クールネットはこんな感じで、窓枠や網戸枠の他、ガラス窓への貼り付けも設置方法として紹介されています。

 

一方で、しっかりと取り扱い説明書を読んでおかなければならないのが、ガラスの適合性の問題です。

マンションや賃貸の場合、ガラス窓も共有や借り物扱いになるので、特に慎重に確認しておきたいところ。特に、ガラスにものを張り付ける行為は、適切でないと、ガラスに熱の寒暖差を生じさせてヒビが入る「熱割れ」の原因になる場合があります。

 

 

説明書にも適合するガラスや設置に関する注意書きがしっかりと書いてありました!

いずれも窓の外側につけるのは推奨されている一方、内側に張り付ける場合は、ガラスによってダメなものあります。内側に設置する場合、金属がコートされている面がガラスに接触するのですから、熱くなれば当然ガラスにストレスはかかりますよね。

説明書には、「網入りガラス及びLow-Eガラスに、室内側から使用される場合はガラスが破損する恐れがあります。屋外側からのご使用をおすすめします。」ともありました。

 

機能性の観点からも、室内に入ってきた日差しを遮っても効果は薄いように思うので、ガラス窓の外側、屋外側に設置して使うものとして考えた方が良さそうです。

 

 

 

室内の気温上昇は確実に抑えられた。強風時でも飛ばされにくく使い勝手も良い。

昨年一年間使ってみての印象です。

商品の紹介には遮熱性11℃カットといった紹介もあり、ちょっと期待。

実感としては、クーラー不要で超涼しい!とはなりませんが、室温は確実に上がりにくくなりました。

クーラーをつけずに外出した際も、以前は部屋がムワッと蒸していたのですが、そのような感覚がかなり抑えられ、効果を実感できます。

また当初は、窓の大きいリビングにしかつけませんでしたが、付けなかった部屋は暑いままで確実に差が出ました。

つけた窓とつけていない窓の際で、手をかざして比べてみれば、伝わる熱の違いがはっきりとわかります。

 

ネットでは、あまり効果がなかったというクチコミも散見されますが、戸建てのように家全体が暑くなってしまう場合や、窓の外側ではなく内側につけてしまうと、もしかしたら効果が実感しにくくなるのかも知れません。

ただ、私のようにマンションのような気密性の高い建物の場合は、確実に効果が出るように感じます。

 

また、設置の際に使用する面ファスナー。一見頼りなさそうですが、台風レベルでもしっかりと効いていて、はがれてとんでいくことはありませんでした。

ただ、説明書では、強風時ははずすことが推奨されています。

 

耐用年数は、金属コーティングが傷んでくる目安で2~3年らしいです。

周年を通じてつけておくこともできそうですが、少しでも長く使うために、効果をもっとも発揮する7~8月を中心にした約3か月間ピンポイントで使って、残りは洗って収納しておくのが無難です。

一方冬は、屋外側なら影響はないかも知れませんが、ガラスの「熱割れ」自体も起きやすい時期のようなので、撤去した方が良さそうです。

保温性を期待できる素材でもないですしね。

 

 

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遮熱クールアップ、ガラス窓に張れる日除けとして、効果も実感できて使い勝手のよい商品でした。外から見えづらく、中からは見える透過性のバランスも良く、理想的な日除けと言えます。

また、個々での確認や自己責任になりますが、マンションなど設置シーンが制限される場合でも設置撤去が簡単なのもポイントです。

これから猛暑が当たり前になるであろう時代、暑さ対策に窓の外側からのアプローチとして、かなりオススメです。また、災害時に在宅避難する場合、少しでも快適性をあげておく点からもつけておきたいところです。

今回紹介した商品はコレ!

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